11.3. Active機 (big50.f5jp.local)の設定

11.3.1. HA VLANの設定

  • 「Network」→「VLANs」で表示された画面の右上にある「Create」ボタンを押し、HA用VLANを設定します。
../../_images/mod11-3-1.png

11.3.2. HA VLANのIP設定

  • 「Network」→「Self IPs」で表示された画面の右上にある「Create」ボタンを押し、HA用VLANのIPを設定します。
../../_images/mod11-3-2.png

(※注) Allow Noneを選ぶとHAの通信も止めてしまい、HAが組めません。(ここでは**Allow Default**を選びます)

11.3.3. Deviceの設定

  • 次に「Device Management」→「Devices」で、自分自身:big50.f5jp.local (Self)を選択します。
../../_images/mod11-3-3-1.png
  • 「ConfigSync」タブを選択し、HA VLANに指定したIPアドレスを選択し「Update」を押します。
../../_images/mod11-3-3-2.png
  • 「Failover Network」タブを選択し、「Add」ボタンを押します。
../../_images/mod11-3-3-3.png
  • HA VLANに設定したIPアドレスを選択します。
../../_images/mod11-3-3-4.png
  • 以下のような状態になります。
../../_images/mod11-3-3-5.png
  • 「Mirroring」タブを選択し、HA VLANに指定したIPアドレスをプライマリに指定します。任意ですが、ここではSecondaryとして、Internal VLANに指定したIPアドレスを選択しています。選択後、「Update」を押します。
../../_images/mod11-3-3-6.png

11.3.4. 時刻同期 (NTP)設定

  • 「System」 → 「Configuration」 → 「Device」 → 「NTP」を選択します。Address欄に、NTPサーバのIPアドレスを入力し、「Add」ボタンを押します。
../../_images/mod11-3-4.png

[ご参考] NTP同期状態の確認

NTP同期状態の確認は、コマンドラインから実施します。BIG-IPへのSSHアクセスの方法については、管理ポートへのSSHアクセス をご参照ください。

  • SSHアクセスが完了したら、「ntpq -np」を実行します。 先頭に「*」がついていれば、同期が完了しています。(同期完了状態になるまで、時間がかかる場合があります。)
[root@big50:Active:Standalone] config # ntpq -np
     remote           refid      st t when poll reach   delay   offset  jitter
==============================================================================
*10.1.20.202     133.243.238.243  2 u   24   64    1    0.594   -0.321   0.299